お葬式の料金を分かりやすく解説
2023/07/08
お葬式は、大切な人を送り届けるために行う重要なセレモニーですが、その料金に関しては分かりづらい部分が多く、驚くような高額な料金になってしまうこともあります。そこで、本記事では、お葬式の料金について分かりやすく解説していきます。葬儀場や会社によって大きく異なる料金設定ですが、一般的な費用の相場や、何がどのくらいにかかるのかといった具体例を挙げながら、お葬式の費用の見積もりをする際のポイントをお伝えします。
目次
葬儀にかかる費用とは
葬儀にかかる費用は、葬儀社によって異なりますが、一般的には遺体の搬送や埋葬費用、葬儀式場の利用料、遺体の納棺費用、お布施や香典返し、線香や花束の費用などが含まれます。また、葬儀によっては、死体検案書の手続き費用も必要になる場合があります。これらの費用は一括で請求されることが多く、葬儀社によって料金設定が異なるため、事前に見積もりを取ることが大切です。さらに、亡くなられた方の希望や家族の意向によって、葬儀内容や費用も大きく異なるため、葬儀社との打ち合わせが必要です。葬儀にかかる費用は、多くの場合、一生に一度の出費となるため、家族にとっては大きな負担になります。葬儀社では、予算に合わせた葬儀プランの提案を行っています。家族の負担を軽減するためにも、葬儀社との相談や見積もりを活用し、納得のいく葬儀を行うことが大切です。
火葬場の使用料について
火葬場の使用料については、遺族にとって非常に重要な要素となります。火葬場の使用料は、一般的には立て替えによって葬儀社によって支払われます。 火葬場の使用料は、施設の規模や地域によって異なります。一般的には、都市部の火葬場の使用料は高く、地方部の火葬場の使用料は比較的低い傾向にあります。 葬儀社では、火葬場の使用料を葬儀費用の一部として葬儀代金に含め、遺族に請求することが一般的です。遺族は、葬儀代金を支払うことで葬儀社に火葬の手続きを依頼し、故人を安心して送り出すことができます。通常は、亡くなった方の住民登録をしてある市町村の火葬場を選びます。式場が併設してある火葬場がほとんどですので、そこで、葬儀と火葬を行うことが遺族の体力的な負担と経済的な負担を軽くすることができます。遺族が故人を見送る最後の場所であるため、火葬場は遺族にとっても心地よいものであることが望ましいでしょう。
葬儀の種類によって変わる費用の相場
葬儀の種類によって変わる費用の相場は、葬儀社によっても異なる場合があります。いくつかの一般的な種類を見てみましょう。 一般葬と家族葬は、費用の点では大きな違いがあります。一般葬では、ご近所、会社関係への訃報連絡や新聞の無料お悔やみ欄の掲載などを行い一般のお客様にも弔問に来ていただきます。一方、家族葬では遺族や親族のみで葬儀を行い、限られた人たちでお見送りをします。そのため、一般葬の相場は100万円から300万円くらいと幅があります。家族葬は30万円から80万円程度と言われ、直葬は葬儀を行いませんので20万円程度が相場といわれています。 葬儀社からの請求書は大きく分けて4つの項目から構成されています。①基本プランの葬儀費用、②返礼品、③飲食代、④立替金です。なぜ費用に差が出るのかといいますと、返礼品や飲食代の数が大幅に違うからです。葬儀をするために準備することは一般葬でも家族葬でも変わりません。そのため、基本プランの葬儀費用は同じです。また、仏式のお葬式では葬儀費用のほかにお布施が必要であることを頭に入れておきましょう。その他、キリスト教式の葬儀や神道式の葬儀などでもお礼は必要になります。 以上、葬儀の種類によって変わる費用の相場をご紹介しました。葬儀社に相談する際は、自分たちの要望や予算にあったプランを選ぶようにしましょう。